霧に包まれたニューリバー・ゴージ橋とウェストバージニアの山河を描いた日本木版画調の風景

山の州

山河が、アメリカの奥を語りはじめる。

ウェストバージニアは、派手な観光地ではありません。深い谷、古い鉄道、炭鉱の記憶、川沿いの町、山中のリゾート、秋の光。急がないほど、この州はよく見えてきます。

初めての方へ

ワシントンから、山河のアメリカへ入る。

初めてなら、ワシントン方面からハーパーズ・フェリーへ入り、ニューリバー・ゴージで橋と川を見て、チャールストンで州都の顔を確認し、最後にグリーンブライアーまたはカナーン・バレーで一泊する流れが自然です。

編集方針

絶景ではなく、記憶として旅を組み立てる。

ウェストバージニアには、写真に残りやすい風景が多くあります。ニューリバー・ゴージ橋、ハーパーズ・フェリーの川、ブラックウォーター・フォールズ、カナーン・バレーの高原、グリーンブライアーの白い建物。

けれども、このサイトが見たいのは、その風景の下にある時間です。山の下には炭鉱があり、谷には鉄道が走り、小さな町には食卓があり、州都には市場と博物館があります。WestVirginia.co.jp は、ウェストバージニアを日本人旅行者が深く、静かに、土地への敬意をもって旅するための編集サイトです。

巻頭特集

山の下に、アメリカが眠っている

ウェストバージニア全体を読み解く総論。山、川、橋、鉄道、炭鉱、国立公園、古い町、名門リゾート文化を一本の旅として紹介します。

この州を「自然が美しい州」だけで終わらせないための入口です。美しい風景の下にある労働、交通、家族、社交、休養、再生の記憶を読みます。

読む
山、川、橋、鉄道が重なるウェストバージニアの木版画調風景

まず読むべき場所

ウェストバージニアの三つの入口

初めての旅では、まずこの三つを押さえると州の骨格が見えてきます。峡谷、歴史、山中のリゾート。それぞれが、別のウェストバージニアを見せてくれます。

初回ルート

四泊五日の基本ルートを見る

ハーパーズ・フェリー、ニューリバー・ゴージ、チャールストン、グリーンブライアーを無理なくつなぐ、初めての日本人旅行者向けルートです。

四泊五日の旅程へ

季節特集

秋のウェストバージニア――山、川、黄金の光

紅葉、山道、川、滝、鉄道、小さな町。秋のウェストバージニアは、単なる紅葉観光ではありません。朝霧、夕方の金色、カフェの灯り、山道の冷気まで含めて旅になります。

ブラックウォーター・フォールズ、カナーン・バレー、ニューリバー・ゴージ、バブコック州立公園、ハイランド・シーニック・ハイウェイ、キャス鉄道、グリーンブライアー・バレーをつなぐ秋の長編案内です。

秋の特集を読む
秋のウェストバージニアの山、川、黄金の光

旅の前に確認したい公式情報

山岳州の旅は、最新情報が大切です。

ウェストバージニアでは、天候、道路状況、施設の営業時間、季節営業、川の水量、冬の雪、紅葉期の混雑が旅に影響します。出発前に、必ず公式情報をご確認ください。

最後に

ウェストバージニアは、急がないほどよく見える。

この州は、短い説明に向いていません。橋だけでも、川だけでも、炭鉱だけでも、紅葉だけでもない。名所をいくつも拾うより、一つの町で食べ、一つの道で止まり、一つの展示を丁寧に読むほうが、旅は深くなります。

まず一つの記事から読み始めてください。どの入口から入っても、最後には山河の奥にあるアメリカの記憶へつながっていきます。

初めての旅から読む